国技館で相撲観戦をしたいけれど、マス席ってどんな感じなのだろう…と気になっている方もいるでしょう。
マス席の値段は決して安くはありませんが、他の席と比べてデメリットも…。
今回は、国技館マス席のメリット・デメリットを解説します。
【国技館】マス席のメリット
国技館のマス席のメリットを紹介します。
- 土俵から近い
- 花道を通る力士が近い
- 飲食ができる
- 写真撮影ができる
- 足を崩せる
土俵から近い
マス席のメリット1つめは、土俵から近いことです。
階段状になっている赤い座布団の席がマス席です。1階の奥のマス席(マス席C)になると、土俵はかなり遠いですが、前の方の席であれば力士を間近で見ることができます。
花道を通る力士が近い
マス席のメリット2つめは、花道を通る力士が近いことです。
席によっては花道を通る力士がすぐ近くに見えることもあります。
2階席からだと見下ろす形ですが、1階にあるマス席であれば、花道を通る力士もすぐ近くに感じられるはずです。
飲食ができる
マス席のメリット3つめは、飲食ができることです。
タマリ席では飲食が禁止されています。
長時間観戦だと飲食ができないって辛いですよね。一緒に来た人と軽食をつまみながら観戦を楽しみたいなら、マス席がおすすめです。
マス席なら自由に飲食を楽しめます。
写真撮影ができる
マス席のメリット4つめは、写真撮影ができることです。
タマリ席は、土俵から近く危険が多いことから、カメラ撮影はNGとなっています。
しかし、マス席なら自由に撮影ができるので、力士の姿を写真におさめたい方はマス席がおすすめです。
足を崩せる
マス席のメリット5つめは、足を崩せることです。
マス席を何人で座るかにもよりますが、4人マスでまだ周りに人が来ていない場合は、足を崩してくつろぐこともできます。
マスからはみ出なければ、足を伸ばすことも可能です。
【国技館】マス席のデメリット
マス席のデメリットを解説します。
- 狭い
- 立ち上がりづらい
- 移動しづらい
- 前の人の頭で見えないことがある
狭い
マス席のデメリット1つめは、狭いことです。
4人マスをおとな4人で座ると、標準体型でも狭く感じます。
国技館が設計されたときは、日本人の平均身長も低かったですが、今では平均身長も高くなり、体格もよくなったため、国技館の設計では現代人は狭く感じるのです。
4人マスに3人で座っても、お土産や上着などを置けば狭く感じるでしょう。
立ち上がりづらい
マス席のデメリット2つめは、立ち上がりづらいことです。
座布団が敷いてある席から立ちあがるのは、膝を痛めている人などにとっては負担がかかります。イスであれば立ち上がりやすいですが、床に直接座るようなマス席だと辛く感じることがあるのです。
畳の上に座るのが苦手な方にも、マス席は向いていないと言ってよいでしょう。
移動しづらい
マス席のデメリット3つめは、移動しづらいことです。
マス席には移動用の通路がありますが、席によってはその通路に出にくいことも。4人人マスで、自分以外は知らない人という空間だと、「ちょっと失礼」とひと言伝えてから席を立つことになり、お互い気を遣います。
スペース的にも狭いので、移動のしにくさを感じるでしょう。
前の人の頭で見えないことがある
マス席のデメリット4つめは、前の人の頭で見えないことがあることです。
前の人の座高によっては、土俵が見づらい、視界が遮られることがあります。マス席はイス席と比べて傾斜が緩やかなので、ちょっと前が見えにくく感じることがあるでしょう。
【関連ページ】
マス席のチケットをお茶屋さんから買ったら心づけ(チップ)を渡すべきか解説
まとめ
国技館のマス席のメリット・デメリットを解説しました。
国技館のマス席のメリットは、次のとおり。
- 土俵から近い
- 花道を通る力士が近い
- 飲食ができる
- 写真撮影ができる
- 足を崩せる
国技館のマス席のデメリットは、次のとおり。
- 狭い
- 立ち上がりづらい
- 移動しづらい
- 前の人の頭で見えないことがある