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お茶屋さんを通じて大相撲のチケットを買う方法

相撲のチケットをお茶屋さんで買うのは、敷居が高そう…と思うかもしれません。しかし、チケットの値段は一般と変わりません。古い習慣がいくつかあるから、なんとなく難しそうなイメージがありますが、意外と早く席を押さえることができるので、おすすめです。

今回は、お茶屋さんで相撲のチケットを買う方法を解説します。

お茶屋さんを通じてチケットを買う方法

お茶屋さんを通じてチケットを買う方法は次のとおりです。

  • オンラインショップで購入
  • 電話で購入
  • 場所中に購入
オンラインショップで購入

お茶屋さんでチケットを買う方法1つめは、オンラインです。

お茶屋さんのホームページで買うことができます。まだお茶屋さんでチケットを買ったことがない方でも、ホームページからなら買いやすいかと思います。

チケットのみの購入も可能です。

お茶屋さんのホームページ※

相撲案内所 

電話で購入

お茶屋さんでチケットを買う方法2つめは、電話です。

こちらはオンラインでの購入よりも、ややハードルが高くなります。
ある程度、お茶屋とのつながりがある方は、軒1軒のお茶屋に「〇日目のマス席でいいのありますか?」と電話で問い合わせてチケットを買うのです。

 

お茶屋の電話番号? と疑問に思いますよね。

お茶屋には代表電話があり、これは東京03から始まるものですが、国技館の20軒のお茶屋は常に国技館にいるわけではありません。本場所開催のみ、国技館の茶屋通りでのお仕事があり、場所期間以外は都内や千葉県などに拠点があります。(おそらく自宅)

過去にお茶屋を通じてチケットを買うと、お茶屋さん独自の電話番号(自宅の番号など)がわかるので、そこに電話をかけてチケットを買うことができます。

電話なら、一般販売よりもかなり早く買えます。
まだお茶屋さんに相撲協会からチケットが渡される前でも、ある程度の希望は聞いてくれるので、「予約」という形でチケットをおさえておいてくれるのです。

場所中に購入

お茶屋さんでチケットを買う方法3つめは、場所中に購入です。

 

1月場所国技館に行って、「5月場所のチケットも、押さえておいてくれますか」とお願いする方法です。これは、かなりお茶屋さんとのお付き合いがある人の買い方だと言えます。

15日間通しでチケットを購入する人、古くからのお付き合いで接待などに利用している人などがこの買い方をする傾向があります。

おそらくですが…、なじみがないお茶屋さんに1月場所中に「5月場所のチケットもおさえておいてもらえますか?」と聞いても、「いや、ちょっとまだ先のことなので…」とはぐらかされるかもしれません。

これはお茶屋さんによっても対応が違うかと思います。

 

15日間同じような席にいる人を見かけませんか。

テレビに映るのは維持員という一般客ではありませんが、維持員以外でも毎回同じ席の人も。「このマスを持っている」と表現する方もいて、何年も古くから同じ席を決まったお茶屋さんから買っているのです。これもお茶屋さんごとに若干の違いはあるかもしれませんが、ほとんどのお茶屋さんで親戚のような付き合いのあるお客さんがいて、こういうご縁の深い方が優先されます。

お茶屋さんに電話をするとは

さて、お茶屋さんの電話について記載しましたが、わかりにくかったと思います。

もう少しくわしく解説いたしますね。
お茶屋さんの正式名称は、「国技館サービス」。代表電話があり、この電話にかけるとおそらく国技館につながるかと思います。

しかし先述したように、国技館お茶屋は20軒。自営業のようなかたちで、本場所の15日間は国技館で仕事をし、それ以外はそれぞれのお茶屋の拠点で仕事をしています。

(主な収入は本場所でのお土産や飲食での売上です)

 

それぞれの拠点があるので、20軒のお茶屋さんは電話番号が異なります。
お茶屋さんごとに持っているチケットも別。

お茶屋さんの電話番号を複数知っている人は、
「〇日目の正面マス席ありますか?」とA茶屋に電話をして、ないと断られても、B茶屋に電話をして探すということを繰り返します。

 

しかし、まだお茶屋さんで購入したことがない方は電話番号をご存じないでしょう。まずチケットを買うことで、つながりを持つしかないと言えます。

ここに電話番号を書きたいのもやまやまですが、わたくしがブログを書いていることが知られたら、おそらく雷が落ちるので…すみません。
可能な限り、Twitterなどでアドバイスはいたします。(わかる範囲で…偉そうにすみません。)

ご贔屓筋ではないと電話で買えない?

お茶屋さんに電話をすると、「以前、うちでチケットを買われた方ですか?」と聞かれることもあるかと思います。

おなじみさんだと、声と名前でわかることもあるようですが、お茶屋の女将さんが「誰かしら?」と思うことも…。

ここでくじけずに、「〇月場所で〇〇屋さんからチケットを買った〇〇です」と名乗ってください。なにか台帳などを管理しているはずです。

これで「うちは今チケットないのよ」と言われてしまう可能性も否定できません。やはりいつも飲食をたくさんしてくれる人に売りたいですか。15日通しで買う人、昔からのなじみのある人が優先されるかもしれません。

 

しかし、チケットがないと言われても諦めないでください。

他のお茶屋でもチケットを持っていることもあるので、別のお茶屋に電話をします。
他のお茶屋の電話番号がわからなければ、お茶屋のオンラインショップで残ったチケットが売られるのを待ちましょう

お茶屋のチケットは一般販売前に購入できる

さて、ここまでお茶屋のチケットの買い方を紹介しました。わたくしのTwitterでもお茶屋のことを投稿する機会が多いです。

その理由としては、お茶屋だと優先的にチケットが買えるから。

お茶屋だと一般販売前に電話での予約を受け付けてくれるのです。

 

流れとしては…

1)国技館で直接予約する
1月場所中に5月場所のチケットを買う、5月場所中に9月場所のチケットを買う…のように、4か月後のチケットが欲しいことを事前に伝えておく方法です。これはある程度お茶屋さんとの関係が築けている人の買い方と言えます。でも、さすがに早すぎですよね笑

 

2)電話で予約をする
この方法が多いかと思います。わたくしもこの方法がほとんどで、仲のいいお茶屋さんに「15日通しで、なるべく正面希望」と伝えています。

支払いはわたくしの場合は、請求書が送られてきてそこで支払っています。

祖父・父の代から相撲観戦をしていて、一部のお茶屋と付き合いがあるため、請求書払いになっているのかもしれません。

 

3)オンラインでチケットを買う
電話でチケットが買えなかった場合は、オンラインです。オンラインで買うと、どのお茶屋さんが保有しているチケットなのかはわかりません。

自宅にチケットが届き、その裏面を見ればお茶屋さんのマークがあるので、そのマークのお茶屋さんの管轄の席です。

オンラインも侮れません。場所前日にチケットが出ることもあります。一般のオンラインのように、すぐに売り切れてしまう感じではないので、人気の初日と千秋楽以外なら手に入れやすいはずです。

まとめ

お茶屋さんでチケットを買う方法を記載しました。

方法は次の3つです。

  • オンラインショップで購入
  • 電話で購入
  • 場所中に購入

はじめての方にはオンラインをおすすめします。

心づけは? 出物は? など疑問もあるでしょう。すでに長くなってしまったので、それはまた改めてにします。