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維持員専用のラウンジについて解説

相撲観戦をしていて、芸能人が映ることもありますよね。すべてがそうとは限りませんが、維持員席を持っている可能性があります。

座席では見かけるものの、売店や通路ではあまり見かけないのは、専用ラウンジで休んでいるからと言えます。

今回は、維持員専用ラウンジについて解説します。

※祖父・父と維持員をしておりますが、わたくし自身は父の付き添いラウンジに行くのみのため、最新の状況とは異なる可能性があります。

維持員専用ラウンジとは

維持員専用ラウンジの前に維持員についてかんたんに紹介します。維持員とは土俵から近い席、砂かぶり席(たまり席)にいる特別な権利を認められた人たちのこと。
一般のたまり席とは別の、維持員席に座っています。

維持員席は一般流通せず、維持員にならないと手に入れることができません。維持員は承認を得る必要があることと、定員があるため、誰でもなれるというわけでもないのです。

15日間同じ席を割り当てられることがほとんどなので、相撲観戦をしていていつも同じ人がテレビに映るのは、維持員席ならでは。特に向正面の方は目立ちます。

 

維持員たちは、かばんや上着を席に持ち込まずに観戦しているのも特徴。
たまり席の下に収納がありますが、入れている人も少ないです。

それは維持員専用ラウンジのスタッフに言えば、荷物を預けられるから。

 

維持員専用ラウンジは、国技館2階にあります。ちょうどガチャガチャがある近くで、あまり人が行くことはないかもしれません。

国技館は築40年ほどですが、ラウンジは最近新しくしているのでまるでホテルのようです。

維持員になると、このラウンジを通ってから観戦することができます。

維持員専用ラウンジのサービス

ラウンジ

ラウンジ

ラウンジの入り口はこんな感じです。

ホテルのようなきれいさで、ここに受付の方がいます。
中に人がいたので、撮影はしませんでしたが、イスやソファがあり、リラックスしながら待機できます。

ラウンジ内は飲食ができて、わたくしが父(維持員)と一緒に行ったときは、ドリンクやフードが食べ放題でした。

食べ放題と言っても、レストランのような感じではなく、あくまで軽食です。ドリンクはお酒も出ます。

ここでの軽食やドリンクを維持員席に持ち込むことはできません。

維持員専用ラウンジはどんな人がいるの?

どんな人がいるの? 芸能人? とよく聞かれるのですが、わたくし、芸能人や著名人に疎いため、なんとも言えません。

維持員にはいくつか種類があり、個人で維持員になっている人は15日間ほぼ毎日観戦するため、自然と顔なじみになることもあります。

ラウンジに行くと、「この方、今日もいらしているのだな」と思うことも。

 

団体で維持員席の権利を持っている場合は、団体の中で「この日はAさんが観戦、次の日はBさんが観戦」と入れ替わるので、見かけない人もたくさんいます。
おそらく、誰が見ても名前がわかるような著名な方は維持員専用ラウンジを通ってから、お座席まで向かっていると思われます。

まとめ

維持員専用ラウンジについて紹介しました。

ラウンジは2階(正面側)にあり、中ではフード・ドリンクが飲み放題です。
(少なくともわたくしが行った時期では)
荷物を預けることもできるので、身軽で観戦ができます。