『サンクチュアリ聖域』で稽古見学をする国嶋飛鳥は思ったことを口にしていました。これって実際はどうなの? そもそもこういう記者っているの? と気になった方もいるかもしれません。
今回は、記者が稽古見学することはあるのか、おしゃべりや拍手は許されるのか解説します。
記者が稽古見学はするのか
『サンクチュアリ聖域』では、忽那汐里さんが演じる記者 国嶋飛鳥が稽古を見学していました。記者は稽古見学をすることはよくあるのか解説します。
頻繁ではありませんが、相撲部屋に記者が取材で入ることはあります。
『サンクチュアリ聖域』では、密着取材をすることになっていました。このようなことはあり得ることで、まれにテレビが入ることも。
ただし、作中での忽那汐里さん演じる国嶋飛鳥のような記者がいることはまずないでしょう。相撲部屋に密着取材する記者は、相撲についてある程度調べています。大相撲の取組にも記者席があり、そこで記者たちがメモを取って記事を書くのですが、ここにいる記者は、相撲にとても詳しいのです。
国嶋飛鳥は、作中では政治部から異動をしたばかりで、あまり相撲を理解していない様子。ほぼ相撲に関する知識がない状態の記者が、相撲部屋の取材をすることはまずないでしょう。国技館などの記者席に座っていることもありません。
稽古見学でおしゃべりは許される?
『サンクチュアリ聖域』では、忽那汐里さん演じる国嶋飛鳥が猿河に対して怒りました。また、田口トモロヲさん演じる時津と話すシーン、「イエス」と喜ぶシーン、猿桜が猿河に勝って拍手をするシーンもありましたね。
これはOKなのかというと、ダメです。
部屋の土俵には神棚があります。稽古も神事の1つなので、とても神聖な場。見学者はそれを「見せてもらう立場」と言えます。
応援している人が勝てば嬉しい気持ちは誰もがあります。その気持ちもよくわかりますが、稽古をしている力士の集中が切れるので、おしゃべりや拍手、声援はしないようにしましょう。
まとめ
相撲の知識が全然ない記者が相撲部屋の取材をすることはまずありません。
記者はある程度相撲について勉強をしています。