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稽古見学は子連れで行っていいのか解説

相撲人気が高まってきて、相撲部屋の稽古見学に行きたい! という方も増えてきているようです。稽古見学には、お相撲好きキッズも連れて行ってよいものなのでしょうか。

今回は、相撲部屋の稽古見学に子連れで行ってもいいのか解説します。

子連れでの稽古見学は部屋による

子連れで稽古見学はできるかどうかは、相撲部屋によります

相撲部屋のホームページに、「未就学児の見学はお断りしています」と書かれていることもあるので、事前に調べておくとよいでしょう。

 

ホームページになにも書かれていない場合もあります。
相撲部屋に見学の予約をする際に、子どもと一緒に行きたいこと、子どもの年齢を伝えるとよいかと思います。

古見学は私語厳禁!年齢制限は特になし

古見学に年齢制限は基本的にありません。

古見学では私語禁止です。
そのため、稽古見学ができるのは、「静かに見学できる年齢」、「私語を慎むことができる年齢」である必要があります。

これには個人差があります。

6歳でもおとなしくできる子もいれば、そうでない子も…。

相撲部屋のホームページに「〇歳以上」と書かれていて、年齢の条件を満たしていても、静かな見学が難しい子は避けたほうが無難です。

年齢よりも私語厳禁ルールを守れるかどうかで、子連れで行くかを判断してください。

子どもにはちょっと怖い稽古見

お相撲好きのお子さんはたくさんいると思います。
力士の顔と四股名が一致して、おとな以上に知識がある子もいますよね。

 

しかし、相撲部屋の朝稽古は、国技館などで見る取組とは異なります。
巡業で見る力士の顔とも全然違います…。

 

稽古は強くなるためにおこなうもので、本来はお客さまに見せるためのものではありません。
部屋の師匠(親方)が怒鳴ることだってあります。

「押せ、押せー! ほらもっとちゃんとやれよ!」と大きな声を出すことだって。

言葉が悪いように感じるかもしれません。
しかし、「押してください」と言われても、力ってあまり出ませんよね。
気が引き締まるような声掛けも必要なのです。

 

子どもだけでなく、おとなでも誰かが怒鳴っているのが苦手な方もいるでしょう。この雰囲気が苦手だと、稽古を見学していて自分までピリピリしてしまうかと思います。

 

自分のことになりますが…以前見たときに、呼吸をするのも忘れてしまったほど。
正直、咳払いですらしにくい雰囲気です。

緊張しながら見たからか、見学後に体が痛くなりました。

 

ピリピリした空気で、普段YouTubeや巡業で見るようなほんわかした雰囲気ではないことを事前に理解しておきましょう。

相撲見学は必ず予約をしてください

古見学は予約をしてください。

事前にホームページや電話で予約をして、何人で行くかも伝えておきましょう。

 

電話するときは、16時から18時がおすすめです。
昼間は、力士の昼寝の邪魔になるので避けたほうがよいです。

 

力士は朝稽古のときはご飯を食べていません。
朝ごはんを食べずに稽古をして、お昼にようやくちゃんこ(食事)にありつけます。

 

見学者にもちゃんこをふるまうことがあり、予定外に見学者が多いとちゃんこが足りないこともあるのです。

みなさんも自宅にアポなしで誰かが上がってきても嫌ですよね。
よそのお宅にお邪魔するときのような感覚で、事前に連絡を入れましょう。

 

相撲部屋だからなんでもしてもよい、わけではありません。

まとめ

古見学に子連れで行ってもいいのか、解説しました。

相撲部屋のホームページをまずチェックしましょう。基本的にどの部屋も私語厳禁なので、おとなしく見学できる子どもなら連れて行っても問題ありません。
お相撲をやっている子の勉強になるのであれば、と見学をさせてくれる部屋もあります。

ただし、稽古は厳しい言葉も飛び交うピリピリしたムードです。
このことは事前に理解しておきましょう。