相撲ファン同士が交流する機会もあります。交流の場ではなくても、同じ空間になることも。人によっては、不慣れな方を見て気になることもあるようです。
わたくしは偉そうによそさまにお願いなんて言える立場ではありませんが、
みんなが相撲を楽しめるよう、ベテランさんにお願いを書かせていただきました。
ベテランさんにばかりお願いをするわけにもいきません。別記事で、はじめてさん向けのお願いもまとめています。
お願いばかりして申し訳ありません。
ベテランさんへのお願いがあります
相撲観戦ベテランさんにお願いがあります。
誰にでも「初めて」があることを念頭に置いていただけると、ありがたいです。
など。
みなさんにも初めての日があったはずです。
初めての方って、みんな緊張しています。ベテランのみなさんもそうでしたよね。
「マナー間違っていないかな?」、「失礼があったらどうしよう?」、「これでいいのかな?」などいろいろな気持ちがあるのです。
そして、勇気を出して、初めての日にのぞんでいます。
まずはその素晴らしい勇気をたたえてあげてほしいです。
そして、もしも、初めての方がなにか間違っていることがあれば、できる範囲で教えてあげてください。
無理に注意をする必要はありませんが、知らないままなのももったいないかなと…。
できたら、初めての方には、温かい目で見てほしいです。
だって、初心者さんもベテランさんも行きつくところは同じ。
相撲を観に行くということですもの。みんな仲間なのです。
書籍の内容が間違っていることも!?
初めての方は、「もしも失礼があったらどうしよう」、「相撲観戦ってどんな感じなのかな?」という気持ちがあるので、相撲の書籍を事前に読んだ上で本番にのぞんでいる方もいらっしゃるかと思います。
事前勉強をするなんて、素晴らしいことですよね。
しかし、相撲の書籍っていろいろな人が書いていて、書籍の著者によって見解が違うことも多いです。
たとえば、書籍Aでは「本場所ではサインを求めないでください」と書いてあり、書籍Bでは「取組後ならサインはもらいやすいですよ」と書いてあることも。
このような見解の違いはあります。
また、相撲にくわしくない方が書いたであろう書籍も残念ながら存在します。
たとえば、「推し力士を応援歌で応援しましょう」、「呼出が席まで案内してくれます」と記された書籍も見たことがあります…。
応援歌をうたったら、おそらく問題視されます。コールですら、ネット記事になるほどです。
座席に案内してくれるのは、相撲茶屋の出方であって、呼出ではありません。袴姿なので、間違えている著者もいるようです…。
初心者の方は、なにが正しいのかわからないので、本の内容は鵜呑みにしてしまうでしょう。
つまり、初心者の方で「あれ?」と思う行動をしている人の中には、本で書かれたとおりにしている可能性だってあるのです。
もしも間違った知識を得ていると思ったら、可能であればやさしく教えてあげてほしいです。
最初から完璧な人はいません。どうか温かい目で見守りましょう
相撲好きが増えることは喜ばしいことですから、ベテランさんも初心者さんも仲良くできるとよいですね。みんなでフォローできたらよいなと、わたくしは思います。
偉そうなことを言って申し訳ありません。
相撲はとてもシンプルな競技なので、幅広い方が楽しめたらいいなと願います。最近は、相撲部屋のYouTubeチャンネルが人気で若い方も多くなりました。そんな方たちが気持ちよく楽しめるような雰囲気づくりもしたいですよね。