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満員御礼なのに空席があるのはなぜ?完売してからチケットが買える仕組みとは

プレイガイドで相撲のチケットを買おうとしたら完売だった…それなのにチケットが手に入った人がいる! ということはあります。また、チケットは完売しているのに、現地に行ったら空席が目立つということも。

これはなぜでしょうか。

今回は、満員御礼なのに空席がある理由・チケット

 

満員御礼なのに空席がある理由

満員御礼なのに空席がある理由を解説します。

 

  • 委託販売分が残っているから
  • 転売されているから
  • 買ったのに観に行かない人がいるから
委託販売分が残っているから

満員御礼なのに空席がある理由1つめは、委託販売分が残っているからです。

マス席などのチケットは、日本相撲協会から相撲案内所(お茶屋さん)へ委託販売としてチケットが割り当てられています。

どういうことかというと…
たとえば日本相撲協会がチケットを100枚持っていたとします。この100枚のチケットを相撲案内所に渡して、売ってもらうのです。
100枚渡した時点で、日本相撲協会からしたらチケットが売れたことになります。

この時点で日本相撲協会は完売という扱いにします。
(実際に相撲案内所に100枚売ったので)
相撲案内所は、この100枚のチケットを売らなければいけません。たとえ50枚しかチケットが売れなくても、100枚分のチケット代を日本相撲協会に支払います。

 

相撲案内所のチケットは場所が開催されていても、売れ残っていることがあるため、満員御礼や完売となっても、空席となるのです。

転売されているから

満員御礼なのに空席がある理由2つめは、転売されているからです。

相撲人気が高まっているため、転売目的で買っている人もいます。

チケットが売れずに空席になることもあるでしょう。

買ったのに観に行かない人がいるから

満員御礼なのに空席がある理由3つめは、買ったのに観に行かない人がいるからです。

チケットを買ったものの、なにかしらの理由で現地に行くことができず、空席になることも…。

 

 

また、ツアー会社がチケットを買っておさえておくこともあります。
ツアー会社がチケットを買ったものの、人が集まらないことで空席になることもあり得ます。

空席の最大の理由は、相撲案内所の委託販売と言ってよいでしょう。

完売後にチケットを買う方法

プレイガイドで完売していても、相撲案内所でチケットが売られていることがあるので、チェックしてみてください。

相撲案内所にチケットが渡った段階(委託された段階)で完売となりますが、実際には売り切れていないこともあります。
完売したからといって諦めるのは早いかもしれません。

チケットが取れるとよいですね。

まとめ

チケットが完売なのに空席がある理由を解説しました。

空席になる理由は次のとおり。

  • 委託販売分が残っているから
  • 転売されているから
  • 買ったのに観に行かない人がいるから

ツアー会社がチケットを持っていることもあり得ます。